HOMEへ ニューヨーク旅行記(2001.6-7)

2001.7.4(独立記念日)
 サウス・ストリート・シーポートへ行く。ちょっとサンフランシスコに似た感じだ。サウス・ストリート・シーポ ートには、海洋博物館があったり、レストランや、ショップがたくさん入っているピア17などがある。まず、ピア17に入ってみる。ちょっと買い物をして、イーストリバーを眺めながらランチを食べる。独立記念日は各国から船が来航するという話を聞いていたが、全然そんな気配がない。お店にいた旅行者っぽいお客さんが、店員さんにそのことを尋ねていたが、そっけない態度。よくわからないが、大したことは起こらないと判断して、サウス・ストリート・シーポートを後にする。
 ちょっと早めの夕食に、フーターズという居酒屋に行く。ガイドブックにも載っていたし、タクシーの広告でもよく見かけた。あまり期待していなかったが、安くて美味しくてサービス万点!ちょっとおすすめのお店です。まず、ビールを頼んだら、「歳いくつ?」と聞かれ 「27」と正直に答えたら、「わかった」といって引き下がってくれたウエイトレス。なのに、もう一度来て、「パスポート持ってる?」って聞くから、「ない」って言ったら、「わかった」と言って、またまた引き下がった。そしたら、「うちのボスがパスポートないとダメだっていうから、アルコールはダメなの」と言われる。 「え?!だって27だよぉ!!!」と連発するが困った顔で首を横に振るだけ。仕方ない、来年はパスポート持ってくるよと心に誓い、コーラを頼む。チキンウイングに、ステーキサンドに、クラムチャウダーなどを食べたが、どれも美味しかった。やっぱり、ビールだよと思いながら、コーラで我慢。
 独立記念日といえば、花火ということで、タクシーで国連へ向かう。 国連の中には関係者しか入れないので、42nd St.からイーストリバー沿いに入る。すごい人!!ハイウェイが通行止めになっているので、上に行っても良かったが、とにかくすごい人だったので、ハイウェイの下の流れに付いていく。開始まで1時間以上待った。 途中、雨が降ってきた。早くやんでちょうだい!と願いつつ、上に行かなくって良かったと思った。21時開始だというのに時間になっても花火がなかなか始まらない。NYは日が落ちるのが遅く、21時になっても、真っ暗とは言えない。歓声はすごいのだが・・・まだぁ〜!!!と文句をいっていたら、ド〜ン!!やっと始まった。およそ30分。日本の花火には勝らないけど、アメリカではこの日しか花火を打ち上げれないということで、観客は異様な盛り上がり。一緒になって、盛り上がってしまった。 さてさて、花火を楽しんで帰ろうと思ったら、案の定、タクシーがつかまらない。 グランドセントラル駅より、もっと歩いてやっとマクドナルドを見つけて一休みし、外に出るとどしゃぶりの雨。でも、やっとのことでタクシーに乗って
、無事ホテルへ戻る。

サウス・ストリート・シーポート
サウス・ストリート・シーポート
イマジンの碑
イマジンの碑
フリック・コレクション
フリック・コレクション
LE CHARLOT
LE CHARLOT
2001.7.5
 天気が良かったので、セントラルパークを散歩。南北約4キロ、東西約800メートルという巨大公園。園内ではリスや珍しい鳥 を見ることができる。ストロベリーフィールズを目指して歩いていった。ジョギングをしている人、犬の散歩 をしている人、ベンチで休んでいる人などニューヨーカーの憩いの場所となっているようだ。ストロベリーフィールズの入り口の外にジョン・レノンとオノ・ヨーコが暮らしていたアパート、ダコタ・ハウスが見える。1980年にジョンが射殺されたのも、ココだそうだ。アパートの敷地内には観光客は入れないので写真だけ撮る。ストロベリーフィールズは、ジョンの暗殺後、オノ・ヨーコが買い取って記念公園にした場所。ダコタハウスのほうから入ると、木がうっそうと茂っていてトンネルのようになっている。 トンネルを抜けると、「イマジンの碑」があり暗い場所だというのに、ここには人が集まっていた。しみじみ「イマジンの碑」を眺めている人の後ろでは、なぜか太極拳をやっている人達がいた。なぜ、こんな場所で...と思ったが、頑張ってるおじさんたちを見ていると微笑ましく思えた。
 Central Park Westからタクシーでフリック・コレクションに行く。大富豪フリック氏のコレクションを、18世紀ゴシック様式の彼の旧邸宅で公開しているという美術館。フリック氏の生前の生活が偲べるように、自然な形で展示されている。こんなところで生活していたのかと思うと、優雅な気分になれた。団体客もいないし、落ち着いた雰囲気で鑑賞できて良かった。
 美術館を出て、Madison Ave.を歩く。サングラスを買いたかったので、アラン・ミクリに行くが、日本より高い。品揃えも日本の方がいいので、買えなかった。お腹が空いてきたので、適当にお店を探す。69St.を左に曲がってすぐのところに、オープンテラスの洒落たお店を見つけたので入ってみた。Tunaのカルパッチョ、ムール貝のスープ、チキンサラダを頼む。ムール貝のスープはお勧め!!このお店のお勧めメニューらしく、みんなオーダーしていた。12時過ぎには平日だというのに満員。すごくおいしかった。
 再び、Madison Ave.に戻りショッピングを楽しむ。5番街も少し歩き、少し早めの夕食。 さっぱりしたものが食べたかったので、Susiyaという和食屋さんに入る。店内はなぜか暗い。なめこ蕎麦をオーダーした。どうせ、のびておいしくないだろうと思っていたが、予想を反して、かなりおいしかった。夜食にピザを買ってホテルに戻る。結局油っこいもので一日を締めくくってしまった。
2001.7.6
 あっという間に最終日。午前中、オプショナルツアーに参加した。ハーレムとニュージャージー州へ行く半日ツアーだ。ハーレムは想像していたよりきれいな街だった。巨大なセント・ジョン・ザ・ディヴァイン大聖堂、コロンビア大学を通り、グラント将軍の墓に行く。中に入ると棺が2つ並んでいる。わざわざ行くこともないけど、すぐ近くがハーレムだというのに、この辺りはきれいな場所だ。
 少し北上したところで、橋を渡るとニュージャージー州だ。ニュージャージー州は、大都会のマンハッタンとは違い、郊外の広々したところだった。ニュージャージー州の高級住宅地に行った。 敷地も広く、豪邸だらけだ。マライア・キャリーや、エディ・マーフィーなど有名人の住居を通った。マンハッタンは空気が悪く、人はどこに住んでいるのだろうと思ったが、3日目に行ったブルックリンや、ここニュージャージーの辺りに住んでいるようだ。この辺りなら緑も多く空気もいいし、住みやすそうだと思った。ニュージャージー州のROCFELLOR LOOKOUTからの眺めが最高だった。
 3時間のツアーが終わり、グランド・セントラル駅に行く。地下のフードコートの「政」でROLL SUSHIを食べる。グランド・セントラルマーケットに行ったが、スーパーというより、デパ地下のようだった。高級食材が並び、お惣菜なども売っていた。駅を出て5番街を歩き、最後の買い物を楽しんだ。
 最終日の夜なので、ホテル1階のレストランでディナーを楽しむ。 前菜8種類、メインディッシュ2種類がメニューに書いてあったので、プリフィクスかなと思っていたらビュッフェ形式だった。メインは取り分けてくれた。このステーキがアメリカとは思えないくらい 柔らかくておいしかった。お料理は美味しいし、サービスは満点だし、最後の夜にぴったりないいレストランだった。
マライア・キャリーの家
マライア・キャリーの家
ROCFELLOR LOOKOUT
ROCFELLOR LOOKOUT
グランド・セントラル駅
グランド・セントラル駅
 
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