HOMEへ ニューヨーク旅行記(2002.04)
2002.4.25
 コンチネンタル航空の直行便でニューアーク空港へ。今回の宿泊先は、アッパーウエストにある「Chesterfield」。コンドミニアムだけに広い!!リビングとベッドルームとキッチン、バスルーム。快適なNY生活が送れそう。
もう既に18時を過ぎていたけど、周辺の散策に出かけた。まずは、近所にある高級スーパーマーケット、「ゼイバーズ」へ。入り口を入ると、チーズが所狭しと並んでいる。奥に行くと、ケーキのショーケースが目に飛び込んできた。外国で目にするどぎつい色のケーキには興味ないけど、NYのチーズケーキは大好き!!でも、今回は買わずに、とりあえず紅茶だけ買う。お惣菜なんかも充実している。日本の紀伊国屋を小さくした感じだった。隣のブロックには本屋もあり、アッパーウエストは生活するにはいいところかも。ダコタハウスまで歩いてみたが、もう辺りは暗くなってしまってよく見えない。ダコタハウスからすぐのところにある、「ペナン」というマレーシア料理のお店で初日のディナーを楽しむ。味・雰囲気ともGOOD!
リビングルーム   ベッドルーム
 
キッチン   ゼイバーズ
ニューヨーク証券取引所
ニューヨーク証券取引所
Century21
Century21
リンカーン・センター
リンカーン・センター
iridium
JAZZ CLUB「iridium」
2002.4.26
 時差ボケで早起き。近くの「H&Hベーグルズ」で朝食を調達。ガイドブックにはアツアツが食べられると書いてあったのに、冷えてて歯が折れそうなくらい硬かった。でも、安いから仕方ないのかな。ちょっとガッカリ。
地下鉄で、ニューヨーク証券取引所に行く。証券取引所の内部を見学するつもりで行ったのだが、テロ以降、一般公開はしていないとのこと。社員の入館も未だ厳しいチェックがあるらしく、列ができていた。歩いて、ワールド・トレードセンターの跡地に行った。大掛かりな工事が行われているので、粉塵はすごかった。ストリートを挟んで衝撃を受けたビルはあったが、普通に人々が歩き、お店も開いていたし、その一帯を除けばあんな事件が起こったところとは感じられなかった。その一番の象徴ともいうべきお店が「Century21」。マンハッタンで有名なディスカウントストア。建て替えて今年の3月からオープンしたらしいが、以前と変わらない雰囲気にちょっと嬉しかった。靴だけ買って、アッパーイーストへ。マディソン街でウインドウショッピング。ブランド品を買う予定がなかったので、のんびりお散歩。
お昼は、ミッドタウンにある「めんちゃんこ亭」でラーメンを食べた。日本で食べるラーメンに負けないくらいおいしかった。和食がないと生きていけない私には、NYはやはりいい街だ。ちょっと疲れたので、Chesterfieldに戻った。一休みして、アッパーイースト周辺を散歩した。ダコタハウス、セントラルパークにあるストロベリーフィールズに行く。アッパーイーストは閑静な住宅街といった感じで歩いていて気持ちがいい。
そして、16時半にMOMA(近代美術館)に行く。来月から改装のため移転するということもあってか、金曜日の夕方だからか(寄付のみで入場できる)、すごい人だった。前回行ったときよりも、ザ・ロシアン・アヴァンギャルド・ブックや、ライラ・アリの作品など、おもしろい企画をやっていた。
そして、ちょっと早めの夕食。今夜は有名なカーネギーデリで、パストラミサンドを食べた。美味しかったけど、しつこくて食べきれなかった。サービスのピクルスがおいしかった。今夜は、これからJAZZを聴きに行く予定だったが、時間が余ってしまったので、お馴染みのスターバックスで一休み。JAZZ CLUB「iridium」は、ラディソン・エンパイアHOTELの中にあるはずなのだが、ドアが開かない。まだ時間が早いのかと思ってリンカーン・センターで座って待っていた。夜のリンカーン・センターはライトアップされていてきれいだった。で、再びお店に行くが、やはり閉まっている。ホテルのドアマンに聞いてみたら、なんと移転したと言う。慌てて、移転先のミッドタウンに向かう。一歩間に合わず、次は22時からと言われ、今度はマックで時間を潰した。21時半にお店に行くと行列ができていた。睡魔と戦いながらだったが、スタンダードないい音楽を楽しめた。JAZZに詳しくないけど、ピアノの演奏が上手いなと思った。ドリンク1杯とミュージックチャージで$50程度。ちょっと高めかもしれないけど、とても満足。
2002.4.27
 自然史博物館の周りでフリーマーケットをやっていた。人通りも多く、お店もたくさん出ていた。
博物館前のスタンドでホットドックを買って、セントラルパークに入る。セントラルパークは、方向音痴の私にはとても歩きにくいところだが、どうにかベルヴェデール城に辿り着けた。小さいお城だが、上からの見晴らしは最高だった。真下にあるタートル・ポンドには、名前の通り亀がたくさん泳いでいた。イーストサイドに出るつもりが、緑の中を歩いていたら出てきたのはまた自然史の前。。。バスで、Flanklin ST.に行き、チャイナタウンへ。
チャイナタウンは、また違った感じの活気に溢れていた。ジョーズ・シャンハイで、小籠包を食べた。席に着きメニューを広げた瞬間、「小籠包?」と聞かれた。小籠包以外にもいろいろメニューはあったみたいだけど、小籠包を食べにきたので、素直にポークと蟹肉sが入った2種類、両方を食べてみることにした。どちらもすごく美味しかった。
次にSOHOに行く。またしても、大した買い物はせず、ウインドウショッピング。歩きつかれて、「カフェ・ボージア」でカプチーノとチーズケーキを食べた。ニューヨークのチーズケーキは本当においしい!!ここのカプチーノは有名らしく、本当に満足!!
休憩したところで、今度はタイムズスクエアへ。今夜のミュージカルチケットを買いにTKTS(当日の余り券を半額で売るところ)に行くがすごい行列。友達の言葉に甘えて、チケット購入を頼んで、一人五番街へ。今やSOHOに人が流れていると言われているが、やはり五番街は健在だった。一日かけて買い物を楽しみたいなぁと思ったけど、それは次回のお楽しみということで今回は慌しく買い物を済まして、再びタイムズスクエアへ。チケットは、CHICAGOを取ってくれた。夕食は近くにある吉野家でbeef bowlを食べる。クラムチャウダーがあるのは、さすがニューヨークって感じかな。日本と違ってセルフサービスで、女同士でも入りやすい雰囲気だった。
ミュージカルは面白らしかった(笑い声が絶えなかった)が、私はまたも睡魔に襲われてほとんど夢の中だった。一応雰囲気は味わったということで、満足してさっさと帰って就寝。ミュージカルを観る時には、昼寝は必要みたいだ。

セントラルパーク
セントラルパーク
フリーマーケット
フリーマーケット
CHICAGO
CHICAGO
Greater File Chapel Baptist Church
Greater File Chapel Baptist Church
2002.4.28
最終日。あいにくのドシャ降り。HOME SWEET HOMEのゴスペルツアーに参加するため、地下鉄で14STへ。ここで食べたクリームチーズを挟んだベーグルはとても美味しかった。なんと歯がおれそうだったH&Hベーグルのパンを使っていると聞いてびっくり。温めればおいしいんだ、やっぱり。参加者は8人。HOME SWEET HOMEのToshiさんは、とてもいい人で、いろいろ説明を聞きながらハーレムへ。前回ハーレムを通ったときも、きれいな街だと思ったけど、今回はそれ以上にきれいな場所だった。もちろん、ハーレム全体がこうではないはずだけど。着いたのは155STにある小さい教会、Greater File Chapel Baptist Church。この日は、Women's Dayということで、女性だけのゴスペル隊だった。迫力はあったけど、上手い!!というほどではなく、でも、神のために歌を捧げている彼女たちに、ゴスペルは歌唱力ではなくて、魂をささげてるんなぁって思った。
ハーレムから、アッパーウエストへ。映画「ユー・ガット・メール」のロケ地、カフェ・ラロを通って(お昼時だったので混んでいた)、Public Schoolで開かれていたフリーマーケットへ。別に買うものもなく、おやつのドーナツとハチミツを買って、Chesterfieldに戻った。だらだらしてから、トライベッカへ。ヴァイナルに行こうと思っていたのだが、トライベッカの辺りは、人通りもなく、お店もなく、雰囲気が怖くて引き返してしまった。タクシーで、42STまで来て、HMVに入った。JAZZ CLUB「iridium」で聞いたバンドのCDを買おうと思ったのだが、置いていなかった。あっという間に夜になっていて、しかもまたまたどしゃぶり。TEXS×TEXSで南米料理を食べて、今回の旅行も終わり。やっぱり、6日間でNYというのは、スケジュール的にきつかったけど、でもそれなりにたくさん行動できて楽しい旅だった。
さて、来年もNYに行けるかな?
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