2002.11.8 　パリ1日目。友達と別行動で一人、パリ市内観光をすることにした。9時前にホテルを出て、地下鉄でオペラに行く。そこから歩いてマドレーヌ寺院へ。外観からして重厚さを感じるが、中に入ると一段と圧迫感を受ける。ヨーロッパに来たという実感と共に歴史を感じた。天気が悪かったので予定を変更して、のんびり観光することにした。「LES CARS ROUGES」という周遊バスにオペラ座から乗った。 　ノートルダムでバスを降りてランチを徒歩5分くらいの「オ・リス・ダルジャン」というサロン・ド・テで食べる。12時過ぎだったのに最初はお客さんが誰もいなくてちょっと焦った。でも、12時半頃にはぞくぞくとお客さんが来て満席になっていた。メニューには英語も併記されていた。それもそのはず、ガイドブック片手の外人さんが客層の大半を占めていた。「るるぶ」にも載っていたのに、日本人は私一人だった。前菜＋タルト又はクレープ＋デザートで9.9ユーロ。どれも美味しくて大満足!! 　そして、ノートルダム寺院へ。こんな天気の悪い日でも観光客でごった返していた。 　その次に歩いてサントシャペル礼拝堂へ行った。手荷物検査を受け、5.5ユーロ支払ったのに、中に入ってびっくり。狭いし、天井は低いし、6年で完成したというのも肯けると思ってかなりがっかりした。2階に上ったら、またまたびっくり。パリで最古のステンドグラスが天井高くまで、側面にびっしり！ステンドグラスをこれほど近くで見れることって少ないから、本当に来て良かったと思った。一階は使用人のため、二階は王族や貴族専用の祈りの場だったらしい。それにしても、この差は・・・。 　その後、オルセー美術館へ。特別展のせいか、雨のせいか、長蛇の列。2時間半程いたけど、もっと時間が欲しかった。 　そして、オペラ座に戻って友達と合流してマドレーヌ寺院近くのレストラン「Tante Louise」でディナー。すごいボリュームで食べ切れなかったけど、とてもおいしかった。	マドレーヌ寺院 　 コンコルド広場 　 凱旋門 　 エッフェル塔 　 ノートルダム寺院 　 サントシャペル礼拝堂 　 サントシャペル礼拝堂 　 オルセー美術館
城（カーン） 　 男子修道院 　 エトルタ 　 エトルタ	2002.11.9 　8時過ぎにホテルを出発して、コンコルド・サン・ラザール駅からカンに向かった。特急で約2時間で着くはずが、カンに着く少し前に車両故障（？）で一時間待たされた。そんなわけで、12時頃カンに到着。そこからレンタカーで、カンの街をさくっと周った。まず最初に1060年にウィリアム征服王が築いたという城(Chateau)に行った。城門と城壁が残っていただけで、城壁の中には、かつての面影は残されていなかった。第2時大戦中の砲爆撃によって破壊されたらしい。城壁の上から市内が一望できた。次に男子修道院（Abbaye aux Hommes)に行ったけど、時間がなかったので外から写真を撮っただけで、次の目的地へ。オンフルール、ル・アーブルを通って、エトルタへ。朝から天気が良くなかったけど、運良く到着したときに雨がやんでくれた。エトルタは、クールベの絵を見て是非行きたいと思っていた場所だった。多くの画家がこの地を愛したのも、実際に訪れてみて納得できた。崖の上からは、純白の崖に打ち付ける波と、ノルマンディの海岸線と、向こう側の草原に建つ教会、そして裏にはゴルフ場が見え、エトルタという街の雰囲気を感じることができた。崖を降りて、街中のカフェでシードルを飲んだ。日も暮れてきて、モン・サンミッシェルへ向かった。ライトアップされていなかったので、今日は見れなかった。夕食はホテルRelais Saint-Michelでとった。
2002.11.10 　朝食は、モン・サンミッシェルを見ながらルームサービスで食べることにした。ぼんやり目の前に見えたときは、感動して写真をパシャパシャ撮りまくった。そして、早速モン・サン・ミッシェルに向かった。修道院に続く道は、お土産やさんやホテル、レストランが軒を連ねていた。修道院しかないと思っていたので、こんなに賑やかな雰囲気は遠目から見た姿からは想像もつかなかった。修道院の中を見学して、お昼は名物のオムレツを食べた。入り口でオムレツを作る姿を見ると、これは期待できるのか？と思ったけど、味はいまいちだったけど記念になったから満足！その後、レンヌまで車で行って、そこからTGVに乗る。8時にはパリに着くはずが、帰りもまたすごく遅れて11時にパリに着いた。途中、お弁当がでた。エビアンだけ嬉しかったかな...	モン・サンミッシェル 　 モン・サンミッシェル 　 オムレツ屋さん 　 TGVで出たお弁当？
フォンターヌ・ブロー 　 ガンヌおじさんの家 　 ミレーのアトリエ 　 「晩鐘」の舞台になった畑	2002.11.11 　フォンテーヌ・ブローに行った。まず庭を散策後、宮殿内へ。ベルサイユに比べると絢爛豪華さに劣るけど、世界遺産だというのに観光客が少なくゆっくり見学できたので良かった。 　その後、バルビゾンへ。ガンヌおじさんの家は、バルビゾン派の画家たちが集い、創作活動の拠点にしていた宿で、現在は美術館として公開されていた。壁の落書きが見れたり、絵が無造作に飾ってあって面白かった。ミレーのアトリエも質素な感じだったけど、ここで実際にミレーが描いていたのかと思うと、感動もひとしお。ミレーが「晩鐘」を描いたという畑はちょっと位置が違ったみたいだけど、こんなのどかな畑を見て描いたのだろう。 　夜はピラミッド近くの和食屋さんで久々にお米を食べた。
2002.11.12 　モンマルトルの丘へ行った、天気が曇っていたので、大パノラマを堪能することはできなかったけど、寺院の中は厳かな感じで良かった。広場へ向かうとすぐ画家が寄って来て、似顔絵を描かれた。こんな人たちに騙されただなんて・・・。私たち以外にも何人も描かれてたし、最初に「How much?」って聞いたけど、「Don't worry!」なんて言うからそれを信用してしまった。。。50ユーロもするので、用心しましょう！！しかも、50ユーロは学生割引だって言ってました。（※もう社会人7年目？）それからサン・トゥスタッシュ教会へ。古い教会だし、堂々とした感じは受けたけど、それ以上に汚いイメージが強かった。写真展をやっていて、それもちょっと気持ち悪かった。寺院の付近に食器の問屋さんみたいなお店があって、ル・クルーゼのお鍋を買った。（重い・・・）それから、人気デザイナー、バルバラ・ビュイがプロデュースするサロン・ド・テ「カフェ・バルバラ・ビュイ」で、ランチ。お洒落でおいしかった。それからマドレーヌ近くとオペラ座界隈のデパートで買い物。夜はHotel Le Bristolにある2つ星レストラン「the winter restaurant (le restraunt d'hiver)」でディナー。とても贅沢なディナーを楽しんだ。	サクレ・クール寺院 　 テアトル広場 　 カフェ・バルバラ・ビュイ 　 le restraunt d'hiver