HOMEへ 中欧(ウィーン・プラハ)旅行記(2003/7/22-29)

2003.7.25 (ウィーンからプラハへ)
 プラハへの移動日。まず市電で南駅へ行く。早く着き過ぎたのでベンチに座って電車を待った。発車時刻の一時間前に電車が到着した。始発だったので指定席をとらず2等の自由席だった。座席の上に名前が貼っていないところが自由席。ウィーンを発車するときには、ほぼ満席だった。TAX FREEの手続きをしたかったんだけど、電車を一端降りないといけないらしく、結局諦めてしまった。大した額ではなかったから良かったけど、電車で移動する場合はあまり買い物をしちゃいけないってことなのかな。3時間半程で列車を乗り換えるため、一端下車した。外は何もない田舎の駅だった。ウィーン南駅のインフォメーションで聞いた列車の20分程前にプラハ行きの列車を発見!それに乗り込んだ。この列車もほぼ満席だったけど、うまく席を見つけて座ることができた。車窓から景色をデジカメで撮ろうとしたけど、早すぎて上手く撮れなかった。
 そんなことをしているうちにプラハに到着!!プラハカード(地下鉄・バス・市電の乗り放題と観光施設の入場が可能なチケット)を買おうと思ったけど、隣のMUZEUM駅でないと売っていないということで、電車の3日間乗り放題のチケットを購入した。ホテルにチェックインし、すぐに観光に出かけた。
 まず市民会館に行った。インフォメーションで市内地図ももらって旅行会社で両替をした。ナ・プジーコピェ通りでウィンドーショッピングをして、ビアホール「ウ・メドヴィク」に行った。生のブドヴァルというビールとソーセージの盛り合わせを食べた。お腹一杯になった。その後向かいにあるスーパー「テスコ」で水を買ってホテルに戻った。プラハは観光客がすごく多くて、とにかく人が多い。想像していたより明るくきれいな街という印象だ。明日からまた楽しみ!

車窓 市民会館
車窓   市民会館
ヴァーツラフ広場   ウ・メドヴィク(ビアホール)
ヴァーツラフ広場   ウ・メドヴィク
(ビアホール)
ストラホフ修道院 ストラホフ修道院裏からの景色
ストラホフ修道院   ストラホフ修道院裏からの景色
聖ミクラーシュ教会   石段
聖ミクラーシュ教会   聖ミクラーシュ教会から
プラハ城への階段
プラハ城   プラハ城
プラハ城
(聖ヴィート大聖堂)
  プラハ城
(旧王宮)
カレル橋   カレル橋
カレル橋
(触れると幸運になる像)
  カレル橋
2003.7.26(プラハ観光)
 昨日行ったスーパー「テスコ」の前から市電に乗ってストラホフ修道院へ。「哲学の間」「神学の間」という2つの豪華な図書館は素晴らしかった。こんな場所で読書ができたらどんなだろうと思った。修道院を出ると展望の良い所があって地面にはブドウ畑が広がっていた。  そこから坂を下ってロレッタを通り、プラハ城の前へ。プラハ城の脇にある教会を改修して作ったというカフェで一休み。
 そこからまた下って聖ミクラーシュ教会へ。バロック様式の教会で外観はシンプルなのに中に入ると柱の装飾もフレスコ画も素晴らしく、とても美しい教会だった。下った後には上りが待っているわけで、プラハ城まで何段もの階段を休みながら上った。
 プラハ城に着くとちょうど衛兵の交代が見れた。はしゃいで写真を撮っていたらスリに遭った。人込みにいたのに全く警戒心を持っていなかったけど、とにかく現地の警官は頼りにならないし、次回から気を付けようと思って、とりあえずクレジットカードを止めて観光再開。プラハ城の聖ヴィート大聖堂で城内の8つの施設に入場できるチケットを購入。大聖堂のにある塔に上ってみたが、途中でギブアップ。プラハ城は広いので適当に周った。
 城の裏を出て、市電に乗りカレル橋へ。すっごい人!本当にすごい!!触ると幸せになるという像(レリーフ)に触れてきた。橋を渡りきったところにあった中華料理店でお昼を食べた。食後、旧市街広場に出て、ナ・プジーコピェ通りに行き昨日見たチェコグラスのお店でお土産を買った。夕食はホテルで食べた。今日は歩き回って疲れたけど、プラハ全体がわかってきた。(実はお腹を壊していて体調不良でした・・・)
2003.7.27(プラハ観光)
 最終日。ホテルで朝食をとり、国立博物館に行った。建物が立派で展示は鉱石や動物の剥製や土器など。特別展示でお能の着物などの展示も見ることができた。鉱石はすごい数の展示で端折りながら見た。普段、博物館に行く機会なんてあまりないから楽しめた。そこからヴァーツラフ広場を歩いて、ナ・プジーコピェ通りにあったチェス屋さんを見に行った。日曜日だったのでお店は閉まっていた。お昼は初日の夜行ったビアホール「ウ メドヴィク」の隣りにあった中華屋さんで食べた。外国人にも中華は人気があるらしく、ヨーロッパ人の観光客が何組か食べていた。昼食後、カンパ島に向かって市電に乗った。日曜日はルートが違うのか、川を渡らず行き過ぎてしまった。反対側の市電に乗り換えてレギー橋の袂で降りた。カレル橋はすごい人ごみだったけど、レギー橋は人も少なく、こちらからカレル橋を眺めたほうが美しい景色だった。レギー橋を渡りカンパ島を横断した。憩いの場になっていた。蹴鞠みたいなのことをやっている人がいて、とても上手だった。カンパ島を出てカレル橋の方へ歩いていく途中、お土産屋さんやお洒落なレストランがあって雰囲気の良い街並だった。カレル橋周辺は今日もすごい人だった。橋を渡らず、横の路地に入っていった。そしてマーネス橋の袂のレストランでお茶をした。いいお店だった。お茶してからホテルに戻った。6時頃、夕食のため市民会館に行った。ディーン教会まで歩いた。途中、お店がたくさんあって最後の買い物を楽しんだ。夕食は市民会館の入り口のカフェで食べた。
 あっという間に今回の旅も終わってしまった。ウィーンの夏は、エアコンがないのとオペラ座やフォルクス・オーパの夏期休暇が残念だった。そして10年前と比べて物価がかなり上昇していた。ユーロのせい?!でも、クリムトの絵がたくさん見れて、とくに壁画ベートーヴェン・フリーズを見れたことが一番嬉しかった。プラハは想像以上に近代的で、ホテル・レストランにはエアコンが完備されていたし、地下鉄も綺麗で特に高速エレベータには驚いた。お年寄りには辛いのではないかと余計な心配をしてしまう・・・。プラハの街は本当に美しくて、観光客も多く、治安さえ良ければ文句ないのにな。ウィーン&プラハ満喫の旅でした!
国立博物館 国立博物館内
国立博物館   国立博物館内
レギー橋から   カンパ島
レギー橋から   カンパ島
 
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